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実践家と協働で進める効果的福祉実践プログラムの形成・改善と、実施・普及の方法を考えるセミナー2019

2019年度のセミナーは終了しました。

文部科研基盤研究A「実践家参画型エンパワメント評価を活用した有効なEBP技術支援センターモデル構築」(研究代表:大島巌)&日本ソーシャルワーク学会共同研究「実践家と協働で進める効果的 福祉実践プログラムモデル形成評価」研究会合同開催

1. セミナーの趣旨

近年、対人サービスの実践プログラム領域で、EBPを含む効果的なプログラムモデル(「EBP効果モデル」)の形成や実施・普及に対する社会的な関心が高まっている。これに対して、日常的にプログラム実践に関わる「実践家」が、専門職ならではの経験と創意工夫を盛り込んで評価活動に積極的に参画するアプローチ(「実践家参画型エンパワメント評価」)の意義と有用性が議論されるようになった。

実践家が評価活動に主体的に参画し、評価研究者等と協働して「EBP効果モデル」の開発や形成、実施・普及を積極的に進めるためには、それを可能にする評価手法の開発と実践的導入、実践家参画型評価を支援するシステムを構築することが求められている。

これに対して、このテーマで2007年以来、取り組んで来た文部科研基盤研究A研究班の研究成果の一部が、書籍「実践家参画型エンパワメント評価の理論と方法~CD-TEP法:協働によるEBP効果モデルの構築」(大島巌、源由理子、山野則子、贄川信幸、新藤健太、平岡公一編著;2019年刊行予定)としてまとめられ、出版予定である。

このセミナーでは、この書籍原稿を素材に研究成果を共有すると共に、このテーマに関心を持つ関係者の皆さんと共に、お互いの経験を共有し、より良い実践家参画型評価の方法と、評価支援システムのあり方について議論することにしたい。

2. 日時・会場

日時
2019年2月24日(日曜日)10:00-17:00
会場
東京八重洲ホール702会議室(東京都中央区日本橋3-4-13 新第一ビル)
http://yaesuhall.co.jp/accessmap/
※セミナーの一部時間だけでも参加可能(部分参加)

3. セミナーの内容・プログラム

セッション1
(10:00-11:00)
「実践家参画型エンパワメント評価」とは
~定義、目ざすもの、社会的背景・意義、アプローチの特徴~
セッション2
(11:00-12:30)
「効果モデル」の「見える化」、改善アプローチ共有化の方法とは
セッション3
(13:30-15:15)
「効果モデル」の形成・発展ステージに対応した取組み(含具体例)
セッション4
(15:30-16:15)
「効果モデル」形成・発展ステージ横断的な活動と体制整備
セッション5
(16:15-17:00)
【意見交換】実践の場で「効果モデル」の形成と実施・普及アプローチを活用するには
ファシリテータ・報告者:
大島巌、贄川信幸(日本社会事業大)、新藤健太(群馬医療福祉大)
コメント:
源由理子氏(明治大学専門職大学院ガバナンス研究科)

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