日本ソーシャルワーク学会「実践研究支援ワークショップ」
本ワークショップは、本学会から2019年に刊行された『ソーシャルワーカーのための研究ガイドブック』(中央法規出版)を踏まえて、それぞれの現場において支援活動に従事するソーシャルワーカーの皆さんが、日々の支援の中で生じる様々な疑問や気づき等に対して、「研究」という手法を用いて向き合うための第一歩となるべく企画されたものです。ワークショップでは、講義と小グループでのワーク等を通して、参加者の皆さんがソーシャルワーカーとしての自身の「問い」を言語化して、研究計画書を作成できることを目指しています。
今回のワークショップは、来年度から本格的に実施予定のワークショップのトライアルとして位置づけているため、参加者の方には、モニターとしてアンケート等のご協力をお願いさせて頂く予定です。実践研究に関心があり、これから実践研究を始めたいと思っている皆さん、「研究」によって何ができるのかを一緒に学んでみませんか。
Ⅰ.開催日時:
〔1日目〕2022年2月13日(日)13時~17時
〔2日目〕2022年3月6日(日)13時~17時
※両日の参加が条件となります。
Ⅱ.実施方法:
オンラインにより開催(Zoom)
Ⅲ.プログラム内容:
1日目
内容 | 担当 | |
13:00〜 | 開会挨拶 本研修のねらいや進め方 | 小山 隆(本学会会長/同志社大学) 保正 友子(日本福祉大学) |
13:05〜 | 研究とは何か | 小山 隆 |
13:45~ | 「問い」とは何か | 白川 充(仙台白百合女子大学) 池田 雅子(北星学園大学) |
14:30~ | グループワーク①(※) ・事前課題の共有・検討 | |
15:15~ | 研究倫理について | 佐藤 俊一(NPO法人スピリチュアルケア研究会ちば) |
15:45~ | 研究方法について | 保正 友子 |
16:15~ | 先行研究の調べ方 | 浅野 貴博(ルーテル学院大学) |
16:35~ | 研究計画書の作成の仕方 | 白川 充 池田 雅子 |
16:55~ | まとめ (次回までのホームワークの提示) | 保正 友子 |
2日目
内容 | 担当 | |
13:00~ | グループワーク②(※) ・研究計画書のグループでの共有 ・研究計画書の修正等 | |
15:45~ | 全体共有 | |
16:55~ | まとめ | 佐藤 俊一 |
※小グループ(6人程度)に分かれて、各グループにファシリテーターが入ります。
なお、日本ソーシャルワーク学会監修(2019)『ソーシャルワーカーのための研究ガイドブック』(中央法規出版)は課題文献となります。 また、事前課題や宿題に取り組むことが求められます。
Ⅳ.参加対象及び定員:
【参加対象】
・実践研究に関心があり、これから実践研究を始めたいと思っている方
・研究初心者の方(大学院在学生を含む)
※大学院修了者は非該当となります。
※日本ソーシャルワーク学会の学会員・非会員は問いません。
【参加定員】 30人
Ⅴ.参加費:
1,000円(※学会員・非会員を問わず)
Ⅵ.参加申込み方法:
参加申し込みは「Peatix」というイベントプラットホームを用いて行います。既にアカウントをお持ちの方は、「Peatix」内のイベントページ(https://swpracticeresearch.peatix.com/)にアクセスし、ログインの上、お申込み手続きをしてください。
※「Peatix」を初めてご利用される方については、新規登録の手続きが必要となります。(手続き等の詳細に関しては、こちらをご参照ください)
Ⅶ.参加申込み期限:
2022年1月31日(月)まで
※なお、申込み期限前であっても定員の30人に達した段階で申込みを締め切る予定です。参加予定者には、申込み期限後にZoomの招待状や資料を送付致します。