2018年度日本ソーシャルワーク学会研究セミナー
2018年度のセミナーは終了しました。
- テーマ
- 「組織間協働のシステム形成によるソーシャルワークの展開
~有機的なネットワークの構築と活用に向けて」 - 趣旨
- 人々の生活や街づくりを支える民間団体やNPO活動、市民団体は、様々な現代的課題の解決・予防・エンパワメントのためにいまや重要な社会資源となっている。これらの活動は個々の展開のみならず組織間で協働するべくネットワークが構築されてはいるが、必ずしも連携や調整を図りながら様々な活動を発展させているとは言い切れない面もある。本セミナーでは、ソーシャル・キャピタルの醸成につながる組織間の真の協働、つまり相乗効果を生むネットワークの構築やマネジメントに果たすソーシャルワークの機能について、3人の実践家を交え考える機会としたい。
- 日時
- 2019年1月27日(日) 13:00~16:30
- 場所
- 大妻女子大学 千代田キャンパス F棟332教室
- シンポジスト
- ① 米田佐知子氏(子どもの未来サポートオフィス代表)
NPOの中間支援活動に関わり2001年以降、寄付財源でNPOへ助成を行う 神奈川子ども未来ファンドの設立運営に参画、事務局長として10年間、ファンドレイジング・助成プログラムの実務を行う。2013年に「子どもの未来サポートオフィス」を立ち上げ、子ども・子育て支援の社会資源をつなぎ、CSRやNPO等の支援を行っている。
② 兼松忠雄氏(全国喫茶コーナー交流会 事務局)
公民館職員の経験で知的障害の青年の学習支援、特に公民館に開設された「喫茶コーナー」で障害のあるなしに関わらず共に働き社会参加する青年の活動に出会う。以降、社会教育や社会とのつながりや同世代交流の意義に着目し、ライフワークとして全国の社会教育関係者及び福祉系事業所の専門職、当事者に働きかけ、30年にわたり「全国喫茶コーナー交流会」を主催してきた。
③ 飯田公也氏(国立市社会福祉協議会 コミュニティ・ソーシャルワーカー)
広域で地域福祉活動を展開してきた国立市社会福祉協議会で、日々のコミュニティソーシャルワークにおけるネットワークづくり、組織間協働に携わっている。
④ 南友二郎氏(桃山学院大学) - コメンテーター
- 空閑浩人氏(同志社大学)
- コーディネーター
- 杉野聖子(江戸川学園おおたかの森専門学校)
- 参加費
- 会員800円、非会員1,000円、学生・大学院生は無料
- 主 催
- 日本ソーシャルワーク学会
- セミナーのチラシはこちらからダウンロードしてください