日本ソーシャルワーク学会2022年度研究セミナー
- テーマ
- 子ども家庭福祉ソーシャルワークの新たなニーズ・実践と専門職
- 趣旨
- 増加し続ける児童虐待、格差社会で拡がる子どもの貧困、ヤングケアラーの顕在化、学校におけるいじめや不登校、コロナ禍で増加する孤立や自殺など子ども・家庭をとりまく生活課題の拡大が指摘されている。これに対し、2022年の社会保障審議会児童部会社会的養育専門委員会報告書およびそれに続く児童福祉法等の一部を改正する法律により、児童およびその保護者への相談等において的確な支援を提供する、新たな認定資格(仮称、子ども家庭福祉ソーシャルワーカー)の創設が明記され、現在、資格取得にむけた研修課程等が議論されている。
本セミナーでは、近年の子ども・家庭が直面する今日的ニーズや新たな認定資格をめぐる最新動向をふまえ、児童相談所、市町村、学校・地域、児童福祉施設等におけるソーシャルワーク実践の取組みから、子ども家庭をめぐるソーシャルワークに求められる支援のあり方について議論します。 - 開催日
- 2023年3月5日(日)13:00-16:00
- 開催方法
- 完全オンライン(Zoomミーティング)
- プログラム
-
13:00-13:10
挨拶・趣旨説明 和気純子氏(東京都立大学,本学会副会長)13:10-13:50
基調講演 山野則子氏(大阪公立大学)「子ども家庭福祉ソーシャルワークの新たなニーズとその対応―エビデンスに基づく仕組みづくり」13:50-15:50
シンポジウム登壇者
- 打越雅祥氏(世田谷区子ども・若者部要保護児童支援専門員)
「“こども家庭センター”設置と虐待対応の課題」 - 幸重忠孝氏(特定非営利活動法人こどもソーシャルワークセンター)
「まちの子どもソーシャルワーク実践」 - 橋本達昌氏(全国児童家庭支援センター協議会)
「時代を画する児童家庭支援センター+児童養護施設による地域支援」
司会・進行
- 杉野聖子氏(江戸川学園おおたかの森専門学校,本学会理事)
- 荒井浩道氏(駒澤大学,本学会理事)
15:50-16:00
総括・挨拶 木村容子氏(日本社会事業大学,本学会理事) - 打越雅祥氏(世田谷区子ども・若者部要保護児童支援専門員)
- 参加費
- 無料
- 参加申込み方法
- 事前申し込みが必要です。
参加申し込みは「Peatix」というイベントプラットホームを用いて行います。既にアカウントをお持ちの方は、「Peatix」内のイベントページ(https://jsssw2022seminar.peatix.com)にログインの上、お申込み手続きをしてください。「Peatix」を初めてご利用される方については、新規登録の手続きが必要となります。(手続き等の詳細に関しては、こちらをご参照ください) - 参加申込み期限
- 2023年3月1日(水)
※参加申込者には、事前にZoomの情報やセミナーの資料を送付します。 - 主催
- 日本ソーシャルワーク学会